『武満徹の電子音楽』刊行記念
 
宇都宮泰 × 川崎弘二
「武満徹の電子音楽のデジタル修復」

 

《レクチャー》
  武満徹のミュジック・コンクレートについて(川崎弘二)
  デジタル修復作業の実演と解説(宇都宮泰)

《リスニング》
  武満徹「ルリエフ・スタティク」(1955)
  武満徹、谷川俊太郎「ヴォーカリズムA・I」(1956)
  武満徹「ユリディスの死」(1956)
  諸井誠・黛敏郎「七のヴァリエーション」(1956)

 

開場 18:00 開演 18:30

予約 2,000円 当日 2,500円

*学生証提示で予約・当日ともに1,500円

 

協力:アルテスパブリッシング(https://artespublishing.com/

 

 
 

 書籍「武満徹の電子音楽(https://artespublishing.com/shop/books/86559-185-9/)」の刊行を記念して、著者である川崎弘二さんと、武満徹のミュジック・コンクレート音源のデジタル修復に挑戦した音楽家・宇都宮泰さんによるレクチャー&リスニングイベントの開催が決定。
川崎弘二さんによる武満徹のミュジック・コンクレートについての講義と、宇都宮泰さんによるアナログレコードのデジタル修復作業の実演/修復された音源のリスニングを通じて、日本を代表する現代音楽の作曲家・武満徹の創作の秘密に迫ります。
尚、当企画は京都の3会場で連続開催されるシリーズイベント「この秋、武満徹を聴く」の一環として行われます。ぜひ他会場で行われる関連イベントと併せてお楽しみ下さい。

 

<この秋、武満徹を聴く>

10月9日(火)
「武満徹の電子音楽」コンサート同志社大学寒梅館クローバーホール
18:30開場/19:00開演

10月20日(土)
映画のサウンドトラックにおける「武満徹の電子音楽」MEDIA SHOP
18:30開場/19:00開演

 

 

 武満徹が初めてミュジック・コンクレートを作曲したのは、いまから63年前の1955年のことです。これまでCDによって公開されていた武満徹の初期の電子音楽は、ノイズも多く、ダイナミックレンジも狭いものでした。それは当時の機材の未熟さによるものと考えられていましたが、このたび、最新のデジタル技術を用い、1957年に発売されたモノラルのアナログレコードをもとにして、音楽家・宇都宮泰が武満徹のミュジック・コンクレートのデジタル修復に挑戦しました。その結果、武満徹の初期ミュジック・コンクレートは、60年前の作品とは思えないほどの鮮烈さを持ち、いままで確認することが困難であった音の成分も多数含まれていることも明らかとなりました。本イベントでは宇都宮泰によるデジタル修復の実演と、修復された作品のリスニングを行います。

川崎弘二

 
 

宇都宮泰
 
70年代に塩谷宏、諸井誠に師事
http://utsunomia.com/

 
 

川崎弘二
 
1970年大阪生まれ。2006年に「日本の電子音楽」、09年に同書の増補改訂版(以上 愛育社)、11年に「黛敏郎の電子音楽」、12年に「篠原眞の電子音楽」、13年に「日本の電子音楽 続 インタビュー編」(以上 engine books)を上梓。CD「NHK 現代の音楽 アーカイブシリーズ」(ナクソス・ジャパン)における黛敏郎、湯浅譲二、松平頼暁、林光、石井眞木、一柳慧、実験工房の解説をそれぞれ執筆(2011〜13年)。2011年から雑誌「アルテス」にて「武満徹の電子音楽」を連載(2015年まで)。2014年にNHK Eテレ「スコラ 坂本龍一 音楽の学校 電子音楽編」に小沼純一、三輪眞弘と出演。2017年に芦屋市立美術博物館にて開催の「小杉武久 音楽のピクニック」展に企画協力、図録編集にて参加。2018年「武満徹の電子音楽」(アルテスパブリッシング)を上梓。相愛大学音楽学部非常勤講師。
http://kojiks.sakura.ne.jp/