Oren Ambarchi
Crys Cole
稲田誠×カジワラトシオ×東野祥子

 

開場 19:00 開演 19:30

予約 2,500円 当日 3,000円

*学生証提示で予約・当日ともに2,000円

 

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予約は締め切らせて頂きました。
当日券は開場時間より、受付にて販売致します。

 
 

オーレン・アンバーチの音楽は90年代中期の即興演奏とロックの解体に始まり、2001年に英国の名門「TOUCH」レーベルよりリリースとなった『Suspention』あたりで確立したように思います。ミュータント・ギターに本当の意味で現代的な響きを見出すことに成功した初期作はコンポーザーの世界でも高い評価を受け、シャルルマーニュ・パレスタインやアルヴィン・ルシエと活動を共にする今日に至りました。並行してMEGOレーベルにおけるジム・オルークとの作曲活動や、キース・ロウや灰野敬二などとの即興演奏活動、昨年のマーク・フェルやリカルド・ヴィラロボスをフィーチャーしたクロス・ジャンルなコラボ作も話題になりました。「PAN」からの別名リリースや「Drag City」からのユニット作も記憶していますが、これに加えて自身が主宰する「Black Truffles」も実験音楽の中核レーベルになりつつあるから大忙しです。純粋な電気信号にまで解体されたロックを基調に、即興音楽や現代コンポーザー、ドゥームやテクノといった音楽的感性の境界線を渡り歩いて来たアンバーチは、その足取りを多彩なコラボレーターたちとの化学反応のなかに記録しているようにも思われますが、その核心となる部分はいつもソロでの演奏形体の追求の中にあったと感じるのです。今回の京都公演ではそのアンバーチのソロをお届けしたいという所存であります。回転スピーカーを使った特殊な演奏となります。ご期待ください! 加えては近年作でもアンバーチとの親密なコラボレーションが伺われたカナダの女流即興演奏家で実験音楽フェスのディレクターも務めるクリス・コールのソロ、前座の私と東野はベーシストの稲田誠さんをお招きしております。是非ともよろしくお願いします!!!  (カジワラトシオ) 

 
 
 

 
 

Crys Cole
 
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