吉増剛造×空間現代
新作展 『背』 プレ・パフォーマンス

 

開場 19:30 開演 20:00

予約 2,000円 当日 2,500円
*学生証提示で予約・当日ともに1,500円

 

WEB予約
※11月20日の回は、予約を締め切らせて頂きました。(※ご予約受付は各イベント前日24時までとなっております。)
当日券は開場時間より、受付にて販売致します。

※11月21日の回は、定員に達しましたので予約受付を終了いたしました。
当日券の有無につきましては、https://twitter.com/sotokyotoにて、お知らせさせていただきます。

 

2020年1月、吉増剛造×空間現代による新たなコラボレーション作品が「外」にて発表されます。今作はこれまで数々のライブを国内外で重ねてきた両者による初の展示作品。音・声・物・文字を通して浮き上がる、身体なき〈詩としての場〉/〈現象としての詩〉。タイトルは『背』、見えなくともその裏側にあるものを、名指しがたい言葉の背後を巡ります。

その新作展に向けた制作過程の一部を二日間に渡りプレ・パフォーマンスとして公開(当日は展示作品を形作る材としての音と文字の録音・記述が行われます)。

即興的に行われる記述・演奏を通して生まれる声と音、未だ形になりきっていない詩と音楽が、展示に先駆け披露されます。
ぜひお立ち会い下さい。

※録音機材配置の関係上、客席の数に制限がございます。お早めのご予約をおすすめ致します。

 

助成 公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団

 
 

◯関連企画

《言葉、響き、イメージ~「音から作る映画」からシネマの再創造へ~ vol.2》

<上映作品>
『Mademoiselle Kinkaへ』
2019/72分
監督:吉増剛造

<ゲスト>
吉増剛造(詩人)、野口順哉(空間現代)、七里圭(映画監督)

11月19日(火) 18:30開場/19:00開演
同志社大学 寒梅館クローバーホール
http://www.d-live.info/program/movie/index.php?c=program_view&pk=1571105490

 
 

吉増剛造

1939年東京都生まれ。1964年に『出発』でデビューして以来、日本を代表する詩人として、現代詩の最先端を疾走し続けている。主な詩集に『黄金詩篇』(1970年)、『オシリス、石ノ神』(1984年)、『花火の家の入り口で』(1995年)、『「雪の島」あるいは「エミリーの幽霊」』(1998年)、『怪物君』(2016年)など多数。2015年、日本芸術院賞・恩賜賞、日本芸術院会員。2006年から映像作品「gozo Ciné」を発表する。朗読パフォーマンスの先駆者としても知られ、1960年代から現在まで、日本各地およびフランス・イタリア・アメリカ・ブラジル・韓国などで詩の朗読を行っている。2016年に東京国立近代美術館にて「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」、2017年から2018年に、足利市立美術館、沖縄県立博物館・美術館、松濤美術館にて「涯テノ詩聲 詩人吉増剛造展」開催。

 
 

空間現代

2006年、野口順哉(Gt,Vo)、古谷野慶輔(Ba)、山田英晶(Dr)の3人によって結成。
編集・複製・反復・エラー的な発想で制作された楽曲をスリーピースバンドの形態で演奏。
これによるねじれ、 負荷がもたらすユーモラスかつストイックなライブパフォーマンスを特徴とする。

2016年9月、活動の場を東京から京都へ移し、
自身の制作および公演の拠点としてライブハウス「外」を左京区・錦林車庫前に開場。新たな試みとして、60分のライブ作品の制作を開始。2016年発表『擦過』、2017年発表「オルガン』。

地点、Moe and ghosts、飴屋法水、吉増剛造、contact Gonzoなど、
先鋭的なアーティスト達とのジャンルを超えた作品制作も積極的に行う。
2019年度、京都市芸術文化特別奨励者。