Some findings into how we perceive “Howdy world!”
 
中川裕貴 × knd × 出村弘美

 
開場 19:30 開演 20:00
予約 2,000円 当日 2,500円
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イベント「Some findings into how we perceive “Howdy world!”」を京都・外(soto)にて開催します。このイベントでは、中川裕貴、knd、出村弘美のトリオによるパフォーマンスが行われます。
チェロという楽器を使用し、独自(勝手)に開発した様々な奏法や道具、技術をその楽器に当て込むことから、楽器や音楽、それにまつわる行為をより「外側」へと開いていく活動を行っている「中川裕貴」。
複数台のノートPC、そしてそのPCの「ブラウザ」を駆使し、それぞれの端末を同時に制御、キーボード入力で音声や正弦波、ビートを発生させること。またPCにその「場」の模様を録画/録音/再生することや、同時にそのノートPCや牛乳瓶をアンバランスなかたちで積み上げたり、吊ったり、配置したりするパフォーマンスをおこなう「knd」。
舞台俳優を出自としながらも、「中川裕貴、バンド」での、声(音)や行為での参加、また近年では濱口竜介監督 映画『ハッピーアワー』(日向子役)、野原位監督 映画『三度目の正直』(月島美香子役)にも出演し、同時に自身でのパフォーマンスや展示作品も発表する俳優「出村弘美」。
それぞれが異なるということを殊更強調することなしにも「異なる」三者が、「外」という場所において同じ時間と場所を占め、それぞれの行為が遂行される中でイベントは立ち現れてきます。そしてそのことをイベントタイトルよろしく、「Some findings into how we perceive “Howdy world!”」と名付けています。こんにちは。

 
 

中川裕貴
 
1986年生まれ、三重/京都在住。作曲、演奏、演出を主にチェロを使用して行う。
チェロを演奏し広い意味での「声」をその楽器から引き出すこと、またチェロに物理的に打撃を与える打楽器的演奏や自作の弓を使用した特殊奏法など駆使し、それらの音から時間の上に様々な状況を創り出す。
音楽以外の表現形式との交流も長く、様々なアーティストのサポートや音楽提供、共同パフォーマンスも継続して行っている。
また近年では、ライブ/コンサート活動と並行して、自身がかつて使用し破損したチェロが、改造を施され自動で演奏を行うインスタレーション作品製作にも取り組む。
近年のコンサート活動として、「ここでひくことについて(2019)」@京都芸術センター、「アウト、セーフ、フレーム(2020)」@ロームシアター京都サウスホール(ロームシアター京都×京都芸術センター
U35創造支援プログラム“KIPPU”)。またサウンドインスタレーション(展示)+パフォーマンス作品として「Autoplay and
Autopsy(2021)」@UrBANGUILDなどがある。
https://www.yukinakagawa.info/

 
 

knd
 
何台かのラップトップPCのブラウザ、内蔵マイクとWebカメラを使って、PC同士を対話させる形で演奏を行っています。PC以外に紐、牛乳瓶なども使うことがあります。
https://knd.cloud/

 
 

出村弘美
 
俳優、他。旧京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科卒。在学中、ダンス・演劇に出会う。その後、インタビューやフィールドワークをもとに創作した作品など、様々な団体の舞台作品に出演。「中川裕貴、バンド」では、声(音)や行為として参加している。濱口竜介監督『ハッピーアワー』、野原位監督『三度目の、正直』など、映画・映像作品への出演を展開中。近年は朗読やナレーション、録音を用いた創作をはじめる。
https://twitter.com/tempo_dmr