
《Eric Frye Japan Tour 2025 at Kyoto Soto》
Eric Frye
ucnv
1729
Chiho Oka
Naoki Nomoto
予約 2,500円 当日 3,000円
Eric Frye (Editions Mego、29 Speedway、Futura Resistenza) は、アメリカを拠点に活動する作曲家/アーティストで、ソロ・パフォーマンスやインスタレーションを通じて、音と映像の間にある解離的・向精神的な機能を探求している。ジャンルを拒絶する多作な表現者として知られ、その作品は音楽とサウンドデザインの境界を押し広げる。
歌のスケッチと実験的なエレクトロニクスを融合させた、非常にユニークでシュールな Frye の音楽は、まるで吸入された煙の中で生まれたかのようであり、夢幻的で予測不能な質感が生まれる。音楽の残骸と合成音の断片的な波が、絶えず変化するテンポの中に散りばめられる。Frye の音響は脳内で踊り、滴のように変容し、偏執的なパスティーシュと「既視感喪失」的なエントロピーの混交として現れる。
「Eric Frye の音楽は感覚を再調整する。体験している間、身体的な感覚が溢れ出す。偽りの記憶と機能不全のシナプスが協働し、サイケデリックな結果を生み出す。」- Tristan Bath
過去10年間、Fryeはアメリカ、イギリス、ヨーロッパ、アジアにおいて精力的にツアーを展開してきた。共演アーティストは Beatriz Ferreyra、Rashad Becker、Curtis Roads、Flora Yin‑Wong、Ben Vida、Nozomu Matsumoto などがおり、Berghain Kantine、ISSUE Project Room、Cafe OTO、Les Instants Chavirés、WWWβ、Les Ateliers Claus、Galeria Zé dos Bois 等のヴェニューで演奏を行う。
Jung An Tagen(『Pulsar Acid』)、Lucy Liyou(『Grace』)、pent(『Dead & Loving It』)との近年の共作における、遊び心に満ち、意図的に曖昧さを保つサウンドへのアプローチは、絶えずその姿を変化させ続けているカメレオンのようなアーティストであることを示している。
彼の最新トラック “Plogue Chain” はNYCのレーベル 29 Speedway より、James K、Ex Wiish、Dylan Kerr、Nexcyia、Dorothy Carlos といった同時代のアーティストのトラックとともにリリースされている。
「Frye のシアトルでのセットは、2007年頃に観た Ryoji Ikeda 以来、最も精神を揺さぶられるもののひとつだった。」- Dave Segal, The Stranger (Seattle)
Fryeは Institute of Sonology にてレクチャーを行い、EMS Elektronmusikstudion (ストックホルム)や Orfield Laboratories 等でアーティストインレジデンスを経験している。過去には Florian Hecker のギャラリー・インスタレーションをキュレーションした他、Roc Jiménez de Cisneros(EVOL)、Curtis Roads、Guerino Mazzola、Reza Negarestani、James Hoff といったアーティストを招聘しワークショップやパフォーマンスのイベントを企画している。
The Wire Magazine や Neural Magazine などで取り上げられており、Jerome Hill Artist Fellowship や Foundation for Contemporary Arts Emerging Composers Grant を受賞している。
https://www.ericanthonyfrye.com/japan-2025
プログラマー/アーティスト。コンピュータ上で画像や映像を破損させるプログラムを開発し、それらを用いて作品制作やライブパフォーマンスを行う。
https://ucnv.org/
1729 = 7 × 13 × 19
1729とは、SFやハッカー文化の文脈では「一見すると、特に意味のない数」、二つの立方の和で表す方法が二通りある数のなかでは一番小さい数、2番目のタクシー数、3番目のカーマイケル数、261番目の楔数、362番目のハーシャッド数。
録音物を掛け合わせた無数のアレンジメントの実践。一つともう一つを巻き込んでいく、垂直的方向、横断的運動。
近年は山口情報芸術センター(YCAM)の展示や九州大学音響特殊棟での制作活動をはじめる。
「聴く」ことの根源的な領域に接続するような表現を目指しています。
https://soundcloud.com/user-616240078
東京を拠点に置くエレクトロニック・ミュージシャン。岡山県内にある交通網が閉ざされ気味の団地に育ち、某音楽教室的文化圏で厳しく規律的に音楽を訓練していたが、ギャンブラーで自動車整備士の父が突然パソコンを手に入れ、家にダイアルアップの音が鳴り響き、様々なフリーソフトウェアやファイル交換に恵まれた後、パソコンで音楽をやることに興味を持った。音を出す仕組みについて考えること、システムを構築すること、即興的なオペレーション、大音量、レオナルドディカプリオ、最近は車も好き。
https://okachiho.net/
東京をベースに活動している電子音楽家ならびにプログラマ。コンピュータやモジュラーシンセサイザーによる演奏や制作を行う。坂田律子との fuelphonic や Wracked And Ruined との Non Musica Elettronica Gruppo などのユニットでも活動。2025年 EMS Stockholm で滞在制作を行う。
近作は “Synthesis performed by anonymous performers at Ideala” (SUPERPANG / 2021)、Live at Ftarri (with Yoshiki Ichihara / Ftarri / 2022)、”Non Musica Elettronica Gruppo” (N.G. / Self Release / 2023)。
https://superpang.bandcamp.com/album/synthesis-performed-by-anonymous-performers-at-ideala
https://ftarrilabel.bandcamp.com/album/live-at-ftarri
https://non-musica-elettronica-gruppo.bandcamp.com/album/non-musica-elettronica-gruppo