《NAA》

 

[ACT]
Aun Helden
天使王国
Gen Seiichi
NA2
[Visual Documentation]
山神美琴
川瀬彪
[Flyer Design]
NA2&TB
 
18:00 – 21:00
予約 3,500円 当日 4,000円
WEB予約

 
NAAは、音響彫刻・身体表現・実験音楽・空間演出を横断しながら、「現代における儀式性」を再構築する試みとして立ち上がった企画である。本企画は、ブラジルの身体表現作家 Aun Helden による日本ツアーをきっかけとして始動したプロジェクトである。
Aun Helden は、ドイツを拠点とするオルタナティブカルチャー/アートマガジン「MOLS MAGAZINE」主催・Ari Matsuoka 氏との繋がりを通じ、2026年6月に日本での公演を予定している。
6月13日(土)には、東京のオルタナティブスペース BUoY にて、アーティスト/映像作家 JACKSON kaki 氏、およびオルタナティブコレクティブ「ENTIRE AXON MOSQUITO」による東京公演が開催予定。その後、6月26日(金)には、NA2独自企画として立ち上がった本イベントが、京都のオルタナティブ・シーンを体現するライブスペース・外(SOTO)にて開催される。
本公演では、NA2による音響彫刻ライブを中心に、儀式、死、再生、他者性をテーマとした強い身体表現を行う Aun Helden、そしてインターネット以後の私的感性を独自の世界観として構築する天使王国を迎える。さらに opening act として gen seiichi による電子音響が空間の門を開き、異なる身体性・感覚性を交差させる
また本企画は、NA2にとって約2年ぶりとなるライブパフォーマンスであると同時に、“音響彫刻作家”としての活動開始地点として位置づけられている。個人的な復帰公演であると同時に、海外アーティストとの接続、オルタナティブカルチャーコミュニティとの連携、京都という土地性を横断しながら、新たな儀式空間の生成を試みる。
また、MOLS MAGAZINEによるZINE販売・関連展開も予定しており、ライブイベントに留まらない文化的交流/記録媒体としての側面も含んだ企画として進行している。
 
 

主催:NA2
共催:外-SOTO
後援:MOLS MAGAZINE / ENTIRE AXON MOSQUITO

 
 
 

Aun Helden

アウン・ヘルデン(Aun Helden)は、サンパウロを拠点に活動するブラジル人アーティストです。ダンス、パフォーマンス、写真、ビデオが交差する領域で作品を展開しており、その実践はアイデンティティに関する認識論的かつ記号論的な探求に根ざしています。彼女は、破壊的な「他者性」を追い求め、非人間化された身体に課せられた抑圧的な運命の構造を打ち破ろうとしています。変容(トランスフィギュレーション)を通じて何度も死を潜り抜ける身体の物語を、自律性の遺物として描き出しているのです。批判的思考と、合成素材・有機素材の共生によって生み出される彼女の作品は、生命力にあふれ、挑発的です。それは身体構築における革新的なアーキテクチャ(構造)を物語っています。その卓越した審美的表現は、既存のあらゆる定着した感覚に「認知的な断絶」を引き起こすイメージを提示し、社会的な想像力と摩擦し合う「生きた彫刻」を創り出しています。
https://www.instagram.com/aunhelden/

 
 
 

NA2

音響彫刻、空間演出、即興表現を軸に活動。
本名は岩山夏己。
京都芸術大学(旧・京都造形芸術大学)空間演出デザイン学科ファッションコース卒業。
たま製作所メンバーとして、施工・設営・空間制作の現場に携わりながら、クラブ、寺院、空き家、ギャラリーなど、既存用途を越境する空間実践を行っている。
Hard Technoを軸としたDJ活動を経て、実験音楽、ノイズ、即興パフォーマンスへと表現領域を拡張。
2024年には即興性を主体としたライブパフォーマンスを展開するが、施工・制作業務の多忙化により活動を一時休止。本公演は、約2年ぶりとなるライブパフォーマンスであると同時に、“音響彫刻作家”としての活動開始地点となる。
儀式性、臨界状態、身体変容をテーマに、音、振動、金属、光、空間を用いた没入的な体験を構築。自身の内部に存在する“怪物性”や暴力性、衝動を、儀式的な表現へ変換することを制作の根幹としている。
設営、施工、演出、音響構築を横断し、自ら空間そのものを立ち上げるスタイルを特徴とする。
https://www.instagram.com/devilgreyna2

 
 
 

天使王国

2012年頃より、SoundCloudやVimeoを中心に詩的な音楽表現を発表。
武蔵野美術大学日本画学科在学中にはノイズ研究会に所属し、展示・DJ・自主制作を横断しながら活動領域を拡張。
2021年より「天使王国」名義にて、本格的に現在の表現活動を展開している。
音楽のみならず、アートワーク制作、古着・古物蒐集、人形・ぬいぐるみ制作など、断片的カルチャーや私的感覚を編み直すような創作を行うマルチアーティスト。その表現には、2010年代以降のインターネット文化が色濃く流れている。
Tumblr、SoundCloud、匿名性、少女性、ドールカルチャー。
そうしたインターネット以後の感性を、自身の身体感覚と記憶を通して再構築している。
本企画では、天使王国の持つ“救済性”や“私的感覚”が、NA2の儀式空間に異なるレイヤーを与える存在として機能する。
https://www.instagram.com/tenshioukoku/

 
 
 

Gen Seiichi

2004年audio visual unit a snore.を結成。2010年よりソロ活動を始める。LIVE,楽曲制作を中心に活動を続けている。海外のファッションショーなどへの楽曲提供やマスタリングも担当する。
2022年からはミニマルテクノを制作しているが今回はアンビエント、ノイズをベースに演奏する。
https://www.instagram.com/genseiichi/

 
 
 

ENTIRE AXON MOSQUITO

現代の人間の美学的感性を、身体表現・パフォーマンス・ダンス・音楽・映像などの上演形式による作品の制作と、公演企画を行うアートコレクティブ。東京を拠点にしながらも、国、言語、宗教、文化の境界に捉われない国際的なプロジェクトとして活動する。
https://www.instagram.com/entireaxonmosquito/

 
 
 

MOLS MAGAZINE

MOLS MAGAZINEは、アンダーグラウンドに潜む見えない・聞こえないサインを捉えて発信するドイツ・ベルリン拠点のインディペンデントマガジンとして2021年に創立。現代社会を表現したものや社会改善が制作動機にある作品やイメージと向き合い、他律性が優勢にある現代の過度なコントロールを超え、想像力の限界を突破する、多種多様のイデオロギーを感じることのできるフィジカルイシューをこれまでに2号刊行。また、PRやプロモーターとして世界各国で活動するアーティストと協働し、ライブやイベントの企画・運営、そしてYouTubeやBandcamp等でのデジタルコンテンツ配信をおこなう。
https://molsmagazine.com
https://www.instagram.com/mols_magazine