
《Yuki Nakagawa “Stills and remains” Listening&Talk》
TALK: 中川裕貴、kekq
DJ: kekq
開場 14:30 開演 15:00 終了 18:00
入場料 1,500円(予約不要)
関西を拠点に活動する演奏家・チェリスト中川裕貴によるソロアルバム『Stills and Remains』のリリースを記念し、7月よりスタートするリリースツアーに先立ち、このアルバムのリスニングイベントを6月28日に京都・外にて開催します。
この作品は2026年6月12日に、グアテマラ出身のチェリストMabe Fratti、Arthur Russellのコラボレーターとして有名なPeter Zummoなどの作品をリリースするオランダのレーベルUnheard of hopeからリリースされます。
中川は長きに亘り、チェロを「声を生み出す装置」として捉え、このアルバムでは、チェロの拡張奏法や自作の弓を用いながら、ドローンやノイズ、打楽的な響きが重なり合う、チェロの「声」を主体とした環境/空間としての音楽を生み出しています。
今回のイベントでは、この作品のレコードをバンド・空間現代が運営するスペースである「外」のサウンドシステムでいち早く再生。大音量でその音像を聴きながら、中川とkekqによるトーク、また中川によるアルバムの一部「実演」も交え、その実像に迫ります。
この作品について、中川はチェロの音が「”音楽”という時間と空間の上に存在する建物であると同時に、それは態度、意思を表す”声”として存在する」と語っています。その試みの軌跡を聴取、対話、そして実演を交え、追いかけます。またリスニングイベント後にはkekqによるこの作品に呼応するようなDJプレイも行われる予定です。
また当日会場ではレコードの販売も行われますので、是非ご来場の上、チェロから生まれる「声」に耳を傾けていただければ幸いです。

1986年生まれ、関西を中心に活動する音楽家/演奏家。チェロを独学で学び、そこから独自の作曲、演奏活動を行う。人間の「声」に最も近いと言われる「チェロ」という楽器を使用しながら、同時にチェロを打楽器のように使用する特殊奏法や自作の弓を使用した演奏を行う。音楽以外の表現形式との交流も長く、様々な団体やアーティストへの音楽提供や共同パフォーマンスも継続して行っている。2022年より日野浩志郎とのDUOプロジェクト「KAKUHAN」がスタート。また2025年にはユニット「Saraudon」のメンバーとして、UKのレーベルModern Loveよりアルバムをリリース。2026年には初となるソロアルバム「Stills and remains」がオランダのレーベルUnheard of hopeからリリースされる。近年のコンサート活動として「アウト、セーフ、フレーム(2020)」@ロームシアター京都サウスホール、「弭(ゆはず)(2024)」@ロームシアター京都ノースホールなどがある。令和6年度京都市芸術文化特別奨励者。
https://www.yukinakagawa.info/
DJケック。小林啓。精神科医師、認知科学者、UXデザイナーという混沌とした経歴を持つDJ。広義の電子音楽、実験音楽、コンテンポラリージャズに通じ、選曲を媒介に人間の認知と情動をどのように揺らすかを考え続けている。
BnA Alter Museumでイベント[Region of Interest]を主催。
本企画では司会・DJ・デザインを担当する。