
《外10周年 NRQ『レトロニム』LP発売記念ライブ》
NRQ
NRQが4thアルバム『レトロニム』のレコードverを今年3月にリリース。
リリース記念&外10周年ということで、3年振りの外でのライブです。
ワンマン公演につきたっぷりと演奏していただきます。ご予約はお早目に!
レトロニムのこと
「Retronym レトロニム」という言葉があることを初めて知ったのは、仕事でペンギンのことを調べていた時でした。曰く、今現在地球上にいる“ペンギン”とは本当は“ペンギン”ではないのだと。かつて地球上にいたオオウミガラスという鳥を人類は“ペンギン”と呼んでいて、今現在我々が“ペンギン”だと認識している鳥群はオオウミガラスに似ていたことから“ペンギン”と呼ばれるようになった。しかしオオウミガラスが絶滅した今となっては“ペンギン”という呼び名は我々が知っている“ペンギン”だけを指すようになってしまったのだと(さて何回ペンギンって言ったのでしょう?)。この話には静かな興奮を覚えました。我々が連環だと思っているもの、連環に似ているもの、継承あるいは一部継承を伴う断絶、そして断絶。それらを表す別の名前があると思ったからです。今回レコード化するにあたり、収録時間の関係から1曲省きました。驚いたことに、曲数を減らし、曲順を並び替えて頭から聴き返すと、アルバム全体が新鮮な響きをもって立ちあらわれてきました。記録されているものが単に楽音だけではなかったということも──判っていたつもりなんですが──身をもって解りました。皆様にも新しい体験としてこのアルバムを楽しんで頂けたら、バンド一同大変嬉しいです。制作に関わって頂いた方々には改めまして深く御礼申し上げます。何より聴いて頂いたあなたに、ありがとうございます。(牧野琢磨)

“新興住宅地”を意味する「New Residential Quarters」、略して「NRQ」と称する4人組インストゥルメンタル・バンド。2007年に吉田悠樹(二胡)と牧野琢磨(ギター)のデュオとして活動をスタートし、その後、コントラバスの服部将典、ドラムス・サックス他の中尾勘二が参加し現在に至る。2025年作のライブ・アルバム『new residence』を含め、これまでに計6枚のオリジナル・アルバムをリリースしている。NHK BS『藤子・F・不二雄SF短編ドラマ』シリーズ、金鳥ラジオCMなど各メディアに楽曲が起用されるほか、横浜赤レンガ倉庫での『唐十郎21世紀リサイタル』(2011)の伴奏や、ロロ『いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校』(2020年版)への音楽提供など、舞台作品への参加も数多い。2026年最新のリリースは4thアルバム『Retronym』(P-VINE)のヴァイナル盤。