作品展示

吉増剛造×空間現代

「背」

 

開館時間| 火ー金 15:00ー21:00/土・日 13:00ー21:00/月曜休
※1月18日は17:00ー21:00

観覧料| 500円

助成| 公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団

写真| 井上嘉和

宣伝美術| 石塚俊

協力| 牟田口景/WHITELIGHT dot architects 東京都現代美術館 七里圭 鈴木余位 片山達貴 岡本小百合 川崎麻耶 三谷正(PixelEngine LLC.) 西川文章

 
 

◆ オープニング・パフォーマンス

吉増剛造×空間現代

日時| 2020年1月17日(金) 開場 18:30 開演 19:00

料金| 予約 2,000円 当日 2,500円 *学生証提示で予約・当日ともに1,500円

※当日は展示作品はご鑑賞いただけません。予めご了承ください。

WEB予約
定員に達しましたので、予約受付を終了いたしました。
当日券の有無につきましては、
https://twitter.com/sotokyoto
にて、お知らせさせていただきます。

 
 

2020年1月、吉増剛造×空間現代による新たなコラボレーション作品が「外」にて発表されます。今作はこれまで数々のライブを国内外で重ねてきた両者による初の展示作品。音・声・物・文字を通して浮き上がる、身体なき〈詩としての場〉/〈現象としての詩〉。タイトルは『背』、見えなくともその裏側にあるものを、名指しがたい言葉の背後を巡ります。

 

文字と音、それぞれの「背」は何かと考えてみる。詩と音楽が異なるジャンルとして捉えられるのと同様に、文字と音もそれぞれ独立した存在と考えるならば、背は二つあるのが道理だろう。しかしひょっとすると、両者にとっての背は共通したものなのではないだろうか。つまり、背中合わせだ。そしてその合わさった背の接点・領域を、もしかしたら「言葉」という言葉で言い表せるのではないか。もちろんそれは、発声された文字という意味ではなくて、もっと無形の、抽象の、存在としての言葉。
吉増剛造はきっと文字と音と声を、光と物と行為を、常に背中合わせの存在として捉えている。そして、その合わさった背面にある「言葉」という領域に足を踏み入れようとし、手を伸ばそうとしている、そんな詩人なのではないだろうか。

詩と音楽の背は、互いに互いの背を追い求め、見る/聴く者もまた自らの背に目を向ける。そのような作品になればよいと願う。

空間現代 野口順哉

 
 

吉増剛造

1939 年東京都生まれ。1964 年に『出発』でデビューして以来、日本を代表する詩人として、現代詩の最先端を疾走し続けている。主な詩集に『黄金詩篇』(1970 年)、『オシリス、石ノ神』(1984 年)、『花火の家の入り口で』(1995 年)、『「雪の島」あるいは「エミリーの幽霊」』(1998 年)、『怪物君』(2016 年)など多数。2015 年、日本芸術院賞・恩賜賞、日本芸術院会員。2006 年から映像作品「gozo Ciné」を発表する。朗読パフォーマンスの先駆者としても知られ、1960 年代から現在まで、国内外で精力的に行っている。

 
 

空間現代

2006年、野口順哉(Gt,Vo)、古谷野慶輔(Ba)、山田英晶(Dr)の3人によって結成。
編集・複製・反復・エラー的な発想で制作された楽曲をスリーピースバンドの形態で演奏。
これによるねじれ、 負荷がもたらすユーモラスかつストイックなライブパフォーマンスを特徴とする。

2016年9月、活動の場を東京から京都へ移し、自身の制作および公演の拠点としてライブハウス「外」を左京区・錦林車庫前に開場。新たな試みとして、60分のライブ作品の制作を開始。2016年発表『擦過』、2017年発表「オルガン』。

地点、Moe and ghosts、飴屋法水、吉増剛造、contact Gonzoなど、先鋭的なアーティスト達とのジャンルを超えた作品制作も積極的に行う。
2019年度、京都市芸術文化特別奨励者。

 
 

吉増剛造×空間現代 これまでの主な活動

2016年6月 「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」東京国立近代美術館 
2017年9月 「札幌国際芸術祭2017」
2017年12月 「Une Saison Japonaise-10Evenings」仏ポンピドゥセンター・メス他、欧州3カ国にて公演
2018年3月 「空間現代コラボレーションズ2018」京都 外
2019年12月 「MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影」関連プログラム
      吉増剛造×空間現代 パフォーマンス・セッション 東京都現代美術館