Hair Stylistics /
伊東篤宏 /
空間現代
開場 19:00 開演 19:30
料金:2500円
*当日券は+500円
予約は締め切らせて頂きました。当日券は
19:00より会場にて販売致します。
彼らのライブを観た時、背筋が伸びた。
その禍々しくもキュートな断末魔、生まれたてで死に際の叫び声は繰り返されて、
次第にすべてはどうでもよくなった。
初めてパンクを聴いた時のように、思わず拳を振りかざすかもしれないし、
即興的な閃きによって形作られる構築性に、思わず息を飲むかもしれない。
しかし、まずは音響機材に電気が走る。
その瞬間を、最初の1音を、是非とも目撃、目で、迎え撃って欲しい。(野)
*Photo by Ujin Matsuo
Hair Stylistics
中原昌也によるソロ・プロジェクト。
80年代末から「暴力温泉芸者」名義で音楽活動を続け、日本以外での評価も高い。
97年からユニット名を「Hair Stylistics」に改め活動。
2004年に待望のアルバム『custom cook confused death』を発表以降、
数多くの作品のリリース、ライヴなど精力的な活動が続いている。
2013年にはdisques cordeより全編ビートアルバム「Dynamic Hate」を、
2015年には初のDVD作品「DAMAGE FORUM」をリリース。
映画評論、作家など多岐にわたる活動でも知られる。
伊東篤宏
1965年生まれ。美術家、OPTRONプレーヤー。
90年代より蛍光灯を素材としたインスタレーションを制作。
98年に蛍光灯の放電ノイズを拾って出力する「音具」、OPTRON を制作、命名。
展覧会会場などでライヴを開始する。2000年以降、国内外の展覧会(個展、グループ展等)、
音楽フェスティバルなどからの招集を受け、
世界各国で展示とライヴ・パフォーマンスをおこなっている。
当初、遠隔操作で独立したオブジェクト・スタイルだったOPTRON も数々の改良を重ね、
2005年より現在の手持ちの形態となり、
所謂サウンドアート的展開からロック〜ジャズ〜クラブミュージックまで、
音の大小や空間の規模を問わないそのパフォーマンスで、
様々なタイプのサウンド・パフォーマー達やダンサーとの共演、
コラボレーションも多数おこなっている。
ここ数年はカールステン・ニコライらの「diamond version」へのゲスト参加や
HIP HOPレーベル「BLACK SMOKER records」からのCDリリース等、
ジャンルや音楽スタイルの枠を飛び越えた さらなる幅広い展開を見せている。