湯山玲子presents 
爆クラ! 第58回京都「外」篇

 

開場 18:00 開演 18:30
料金 2500円
*当日券は+500円

 

 

 

「ネオ・クラシック宣言 youtube時代に始まっている新たな潮流について」
 
クラシック音楽の新しい聴き方を、クラブ仕様の音量豊かなサウンドシステムを通して、
2011年以来、ほぼ毎月、提案し続けている、
クラシック音楽のトーク&リスニングイベント、爆クラ! とうとう、京都、初進出です。
 
今回は、来年2017年の2月22日に大阪のフェスティバルホールで行われる
DJジェフ・ミルズと東京フィルハーモニー交響楽団とのコラボ公演(東京は25日)の
プレイベントとして、この数年、欧米を中心に巻き起こっている、
クラシック音楽の新たな動き、題して、ネオ・クラシックの潮流を紹介するというもの。
 
そう、2000年代後半、欧米のクラシック音楽は、革新的な動きが多くでできているのです。
前述のごとく、オーケストラがDJ/プロデューサーに楽曲書き下ろしを依頼しはじめたり、
サンプリングやデビット・リンチ顔負けの映像を駆使して独特の世界を描き続ける
ミシェル・バン・デル・アーのような作曲家、
ツインテールの女子高校生ファッションで現代音楽家の歌曲を歌い、
指揮もするバーバラ・ハニガンのようなソプラノ歌手か登場。
 
ロンドンでは、正真正銘のクラブでクラシックの生を披露する試み「イエロー・ラウンジ」も始まっています。
そもそも、youtube時代を迎え、実は音楽ジャンルの中で最も光が当たったのが、
クラシックなのではないか?!
なぜなら、一昔前はわざわざCDを買って、聞き比べをしなくてはわからなかった、
演奏家の特質がyoutubeでは一目瞭然。そして、今までは知る人ぞ知るという曲も、
どんどん発掘されているのですから。
 
空間現代の三人のメンバーたちとのトークは、今回が二回目。
クラシック門外漢を標榜する彼らならではの、フレッシュもしくはシビアな印象批評に期待!!!
そして
、「クラシック音楽の明日はどっちだ!!」を彼らと曲を聴き、話しながら、浮き彫りにしていきたいと思います。

 
yuyama

席亭
 
湯山玲子(ゆやまれいこ)
 
著述家、プロデューサー。
著作に『女ひとり寿司』(幻冬舍文庫)、『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え!』(ワニブックス)、
上野千鶴子との対談集「快楽上等! 3.11以降の生き方」(幻冬舎)。
『文化系女子という生き方 ポスト恋愛時代宣言』
(大和書房、『男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋』(kadokawa)等。
近著に二村ヒトシとの対談『日本人はもうセックスしなくても良いかもしれない』(幻冬舎)。
 
父君がクラシック作曲家、湯山昭という環境に育ちつつも、ハマったのはクラブミュージックで、
著書『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)は、クラブ文化を都市や歴史風土の観点から分析、
論考を行った。日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。
 
今年、3月に引き続き、2012年2月に行われる、爆クラプレゼンツ、
DJジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団×指揮:アンドレア・バッディストー二
公演のプロデューサーを務める。