出演

 

秋山徹次
空間現代
DJ行松陽介

 

主催:植松幸太
開場 18:30 開演 19:00
料金 2500円
*当日券は+500円

 

 

東京より、世界を股にかけて活躍されているインプロヴァイズド・ギタリスト秋山徹次さんを「外」にお呼びします。
今回は、キャプテン(※秋山さんの愛称)の数ある演奏スタイルの中から「ミニマル・ブギー」でお願いします、
とオーダーしています。
200枚をこえたHEADZリリースの中でも隠れ名盤の一つとされる作品に秋山徹次『獄門逝きの十三号線、雷舞院刀狂』があります。
2005年の英『WIRE』誌の年間ベストにも選出されていて、世界的にも評価の高い作品です。
架空映画のサウンドトラックというパート1と、IDEA Recordsからリリースされた『Don’t Forget to Boogie!』からの
楽曲を演奏したパート2からなる作品です。
このパート2が秋山さんの「ミニマル・ブギー」なわけですが、アンプリファイされたエレキギターで、ひたすらブギーのフレーズが反復されるこのスタイルは、個人的には、例えば、goatや空間現代やにせんねんもんだいのファンにも聴いて欲しいなぁと思っています。
「外」で、爆音で、聴いたらやばくないですか?めちゃくちゃかっこいいはず!

さらにDJには、大阪より、
ArcaやOneohtrix Point Never等のオープニングアクトも任され、
エクスペリメンタルとダンスミュージックを自在に行き来する、関西最注目DJ行松陽介君が。
単なる実験のみの場ではなく、フィジカルな一夜になるはずです。実験とクラブの混交が聴きたい方、是非ご来場ください!

植松(HEADZ)

 
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秋山徹次

ギターという楽器の持つ特質に、自身の欲求をミニマルかつストレートな形で加えていくことによる、原始的で即物的な意味合いを含んだ演奏を得意とする。無調でブルージーなアコースティックギターを中心に、ヘヴィーでサイケデリックなエレクトリックギター、ターンテーブルや具体物を利用した理不尽で不可解なミュージックコンクレート/エレクトロアコースティック音響など、ミクロからマクロに至る音量を、繊細に、ときには大胆にコントロールし、身体の電子化を試みる。

1987年に即興演奏を主体とする自身のバンド “Madhar(マダール)” を結成。それと平行して “秘響弦楽五重奏団”、杉本拓とのギターデュオ “Akiyama-Sugimoto”など多くのバンドで活動、2000年以降はソロ活動も活発になる。
最も最近のバンド活動は、中村としまる、3人のノルウェー人管楽器奏者と組んだクインテット “古木撰集”。
また不定期ではあるが、全可聴帯域ドローンユニット
“Satanic Abandoned Rock’n’Roll Society” での活動もある。

1995年にニューヨークで初の海外演奏。2000年以降はほぼ毎年海外遠征を行い、西欧、東欧、北欧、北米、南米、オセアニアの数々のにフェスティヴァルにも参加している。

2000年以降はソロアルバム、他の音楽家達とのコラボレーションアルバムを国内外のレーベルから多数発表する。
 
http://www.otooto.jp/tetuzi-akiyama

 
 

行松陽介

2008年SPINNUTSとMITSUKI主催KUHIO PANICに飛び入りして以降DJとして活動。
naminohana records主催THE NAMINOHANA SPECIALでのKEIHIN、DJ NOBUとの共演を経て親交を深める。
2014年春、千葉FUTURE TERRORメインフロアのオープンを務める。
2015年、goatのサポートを数多く務め、DOMMUNEにも出演。PAN showcaseではLee GambleとBTOB。Oneohtrix Point Never大阪公演の前座を務める。
2016年ZONE UNKNOWNを始動し、Shapednoise、Imaginary Forces、Kamixlo、Aïsha Devi、Palmistry、Endgame、Equiknoxxを招聘。Arca大阪公演ではArcaが彼のDJ setの上で歌った。
BLACK SMOKERからMIX『Lazy Rouse』を、イギリスのレーベルHoundstoothのA&Rを手掛けるRob BoothによるMIXシリーズElectronic ExplorationsにMIXを、フランスのレーベルLatencyのRINSE RADIOのshowにMIXを、それぞれ提供している。
 
http://blacksmoker.cart.fc2.com/ca444/389/p-r-s/
http://electronicexplorations.org/?show=yousuke-yukimatsu
https://soundcloud.com/latency-recordings/latency

 

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空間現代

編集・複製・反復・エラー的な発想で制作された楽曲を、
スリーピースバンドの形態で演奏。
これによるねじれ、 負荷が齎すユーモラスかつストイックなライブパフォーマンスを特徴とする。
2013年発表の劇団「地点」のブレヒト戯曲『ファッツァー』では音楽を担当。
生演奏で出演する京都での公演が好評を博し、モスクワ・北京でも上演を行う。
地点との共作第二弾として、マヤコフスキー戯曲『ミステリヤ・ブッフ』を2015年のF/Tにて上演。2016年9月、活動の拠点を東京から京都へ移し、
自らの運営するスタジオ/ライブハウス「外」を左京区・錦林車庫前で開始する。