Julia Santoli
中川裕貴
空間現代

 

開場 18:30 開演 19:00
予約 2,500円 当日 3,000円
*学生証提示で予約・当日ともに2,000円

 

 

ニューヨーク・ブルックリンを拠点をする音楽家、
ジュリア・サントーリの来日公演を開催します。今年3月に敢行された空間現代のUSツアー中に訪れたニューヨークの先鋭的音楽拠点
「ISSUE PROJECT ROOM」からの強い推薦を受け、この度外での公演を実現させることができました。
サントーリ氏は自身の声を用い、フィードバックを生み出すパフォーマーであり、これまで
クイーンズ美術館、フラックス・ファクトリー、ニューヨーク・ライブアート、
ジャドソン記念教会、ルンプ、ディスジェッタ、ウィドウジェーン鉱山洞窟など様々な場所で作品を発表。
場所の特質を捉え、そこでいかに音が鳴るのか、身体を通し示していくような活動を行っています。
 
昨年「ISSUE PROJECT ROOM」にて行われた公演 “Burning body of love” の模様は下記で見ることができます。
https://issueprojectroom.org/video/julia-santolis-siren-sore-burning-body-love-zach-rowden
この作品についてサントーリ氏は“歌の構造の物語的なアクセス性を維持しつつ、特有の協力的な音響アプローチの物理的な意味と融合したもの”だと説明します。
声がその特質を保持しながら、それ越えて鳴らされるようなパフォーマンスを体感する稀有な機会、
共演は、チェロを用いバンド形態や様々なコラボレーターとの演奏を通し、その可能性を拡張させてきた中川裕貴、
また外主宰の空間現代も出演。ご来場お待ちしております!

 

 
 


 
 

Julia Santoli
 
Julia Santoli is a multi-disciplinary artist and experimental musician based in Brooklyn, New York. Creating immersive and precarious environments with voice, feedback, electronics, and installation, her work melds the physical import of a collaborative, site-specific sonic approach while retaining the narrative accessibility of song structures. Her approach to vocalization integrates embodied practice with an attention to close listening and empathetic response, within an aesthetic atmosphere often tipping the scales between resonant clarity and extreme sonic states. She is currently an Asian Cultural Council grantee, is a 2019 Pioneer Works Music Artist in Residence, and was a 2018 Artist in Residence at Issue Project Room. She has presented solo works and collaborations at many spaces, including Issue Project Room, Roulette, Judson Memorial Church, Queens Museum, Drawing Center, Widow Jane Mine Cave, and artist-run spaces across the United States and in Leipzig, Germany. She is one half of liil, alongside cellist Leila Bordreuil; and has frequently collaborated with saxophonist Tamio Shiraishi, bassist Zach Rowden, and producer Geng.
http://juliasantoli.net/

 
 

中川裕貴
 
演奏と演出をチェロ/電気/適当な録音を使用して行う。演奏行為とそれによって現れる音のあいだに在る「距離」を測ること、また「演奏をしながら自身がそこ/ここでどのように存在するか」を問うこと(またそれへの頓智)をテーマとする。矛盾した行為(動きながら自分で自分についての距離を測る)が発する音楽への襲来と、音楽からの襲来(応答)について。ソロと並行して(中川裕貴)「、バンド」活動や、烏丸ストロークロックを代表とする舞台音楽、その他アーティストのサポートもいくつか行う。
https://twitter.com/nakagawa_yuki

 
 

空間現代
 
2006年、野口順哉(Gt,Vo)、古谷野慶輔(Ba)、山田英晶(Dr)の3人によって結成。
編集・複製・反復・エラー的な発想で制作された楽曲をスリーピースバンドの形態で演奏。これによるねじれ、負荷がもたらすユーモラスかつストイックなライブパフォーマンスを特徴とする。
2016年、スタジオ兼ライブハウス「外」を京都市左京区に開場。
地点、吉増剛造、飴屋法水、contactGonzo他ジャンルの芸術家とも継続して共同で作品を制作。
2018年11月、坂本龍一との共同制作盤“ZURERU”発売。
2019年、アメリカツアー開催、BIG EARS FESTIVALに出演。
7年ぶりのオリジナルアルバム『PALM』を、2019年5月、Editions Mego傘下、SUNN O)))のStephen O’Malley主宰レーベルIdeologic Organより発売。平成31年度京都市芸術文化特別奨励者。
http://kukangendai.com/