Julien Ottavi (from Nantes)
Jenny Pickett (from Nantes)
江崎將史
毛利桂
竹下勇馬

 
開場 19:00 開演 19:30
予約 2,500円 当日 3,000円
WEB予約
 
 
フランスのナントからJulien Ottavi、Jenny Pickettが来日します。
二人はテクノロジーをベースとしたサウンドアーティストとしての活動に加え、APO33(https://apo33.org/)というプロジェクトの創設者、メンバーでもあり、コンサートやワークショップ、セミナー、公共空間への介入、創作、国際会議、オンライン・プロジェクト、出版物…などなど、多岐にわたる活動を展開しています。
今回は東京での展示を中心としたツアーの中で、是非京都でも何かやりたいとの話を受け、それならばという事で外での企画をさせてもらいました。
なかなか全容を掴むのが困難な彼らの活動ですが、とても貴重な機会です。是非目撃してください。
(竹下勇馬)
 
共催:MICA inc.

 
 
 

Julien Ottavi
 
メディア・アクティビスト、アーティスト/研究者、作曲家/音楽家、詩人、毒舌家、実験映像作家… Apo33の創設者/メンバー。1997年以来、音声とコンピュータによるその変換を用いた作曲活動を展開し、Noise MutationとFibrr Recordsという二つのレーベルを持っている。
Puredataでオーディオ/ビジュアル・プログラムを積極的に開発する一方、技術開発に関する知識を共有する観点から、長年にわたりDIYエレクトロニクスを開発してきた。フリーソフトウェア・ムーブメントに積極的に参加し、Gnu/LinuxのApodioマルチメディア・ディストリビューションのメイン開発者でもある。
国際的な実験音楽のアーティストを地方都市であるナントに招くだけではなく、実験/育成/普及を目的としたApo33を立ち上げるなど、コンサートだけではなく、コラボレーションや作品創作の拠点を作り出している。

 
 
 

Jenny Pickett
 
ジェニー・ピケットの活動は、彫刻、サウンド、ドローイング、ビデオ、インタラクティブ、パフォーマンスと多岐にわたる。音が視線に与える影響など音と視覚の対応を変化させることで、見る者に作品との出会いを再考させるような作品作りが彼女の主なテーマである。また、設定や規範の蓄積によって、テクノロジー(新しいものであれ古いものであれ)が私達にとっての風景や身体となることも、彼女の興味の対象である。
ジェニー・ピケットは幅広いジャンルのアーティストとのコラボレーション作品を制作している。
その場で採集した音を使うことによって場の環境に”気づき”を起こさせるような作品を、インスタレーション、音響彫刻、パフォーマンスなどの形で制作している。
拾ったり手作りしたオブジェにオープンソースツールやDIYコードを組み合わせ、インタラクティブな映像や音を作るなど、独自の芸術的アプローチを展開している。
ピケットはアーティスト集団APO33のメンバーであり、現在はナント建築学校(ensa)でアートと表現技法を教えている。また、キプロス工科大学メディアアート・デザイン研究室の博士課程の学生でもある

 
 
 

江崎將史
 
音を伴う行為に作曲。トランペットや身の回りのものを使用。『炭酸水ソロ』、『ボールペンソロ』、『図鑑朗読』、『テントソロ』、『暮らしの手帖』、『家鳴りを聴く会』、『テキ屋的』等、博物学的な音行為。
アキビンオオケストラ主宰。石すもう発案。
popo/HOSE/対極/ グラタンカーニバル/音遊びの会、他の活動。 各地の海岸で採取の石を売る。

 
 
 

毛利桂
 
1998年よりターンテーブリストとして京都を拠点に活動。ターンテーブルを楽器として扱いハムノイズ を増幅させた音で演奏する。 近年は自身の演奏する音を視覚化した立体作品や映像作品も発表して いる。 海外での演奏活動も多く、 REFLUX(ベルリン、 2022)、 Audiograf( オックスフォード、2017)、 LUFF( ローザンヌ、 2015) 等のフェスティバルに招待されている。

 
 
 

竹下勇馬
 
大阪生まれ。2001年ごろからライブハウスを中心に演奏活動を始める。2012年に東京に拠点を移した後は特殊楽器の制作も開始。複数のセンサーモジュールを取り付けたエレクトリック・ベース “エレクトロベース”、多軸回転スピーカー、メカトロニクスを備えた楽器などを自作し、自ら演奏する。近年は製作物の展示や国内外のアーティストへの技術協力などもおこなっている。