《ト祭!》

【Talk】
 
「観る と 聴く」
西田博至×佐々木敦
「小説の 内 と 外」
円城塔×福永信×佐々木敦
「現実 と 演劇」
三浦基×村川拓也×佐々木敦
 
【Live】
 
空間現代×地点
三輪眞弘(逆シミュレーション音楽作品)
山本精一×中川裕貴
 
 
 
 
 
開場 14:30 開演 15:00
予約 4,000円 学生 3,000円
WEB予約
 
 
配信(トーク部分のみ、ライブ部分の配信はございません)
1,000円 ※配信日より一週間のアーカイブ付き
トーク配信チケットはこちら

 
 

二年前、台風によって延期されたイベント「ト祭」が外10周年を機に、コンセプト・座組みを新たに開催決定!
 
二つのものを並列させる「と」という言葉は、それらの差異と類似を同時に示す、あるいは分断と共有の「あいだ」に立った言葉であるように思えます。「ト祭」はそのような考えから企画された、ライブとトークが交互に行われる形式の濃密長時間イベントです。
 
トークは三部構成となっており、いずれも音楽レーベルHEADZの主宰であり、これまで多くの領域を横断していく形で批評活動を行なってきた佐々木敦さんに出演していただくことで、複数の分野(映画、音楽、文学、演劇…)を貫通して流れる通奏低音の現れを聞ければと思っています。
第一部「観ると聴く」では、今年『映画の閾穴』を上梓したばかりの新進気鋭の批評家・西田博至さんとの対話において、映画と音楽を主なトピックとしつつも、これまでの佐々木敦氏の批評活動史を一挙に紐解いていくという裏テーマも?
第二部「小説の内と外」では、〈読む〉と〈書く〉のあいだについて考えさせられるような作品構造を特徴とする二人の小説家・福永信さんと円城塔さんによる鼎談によって小説や虚構の境界線や〈読む〉と〈書く〉の相互性などについて、佐々木敦さんの初の小説『半睡』を出発点としながら語っていただく予定です。
第三部「現実と演劇」では、ドキュメンタリーやフィールドワークの手法を用いて現実との境界線上に立ちあがってくるような演劇作品を手がける村川拓也さん、そして既存のテキストを扱いながらもセリフの文脈と発声の動機・意図をずらすことで、かえって本来の言葉の核心を浮かび上がらせるような演出を特徴とする劇団・地点の代表三浦基さんとの鼎談。現実や時代性と演劇作品の関わりについて、あるいは三者それぞれが立つ「批評」の視座、それらの差異と共有項について、分かれつつも共有を図ることで、その間に何が浮かび上がってくるのか、乞うご期待。
 
ライブは山本精一×中川裕貴という、外や空間現代とも縁が深い両者によるセッション、外では初共演となります。奥行きの遠近、瞬間の断面、殺伐と情緒とユーモアの拮抗でいつも撃ち抜いてくる両者による演奏で幕開け。トーク第一部を挟んだ後、三輪眞弘による「逆シミュレーション音楽」──「かつてあり得たかもしれない」規則・計算を基にした演奏による作品を披露。そして再びトークを挟んだあと、最後は外主宰バンド空間現代と劇団地点によるコラボレーションライブ。外10周年に向けて作られた特別セットを上演します。キーワードは超エンターテインメントパフォーマンス(!)。